私たちは「プラスチックフィルム素材を軟包装に加工する」会社です。
多くの方は、説明を聞いてもどんな仕事なのか、イメージがつかないかもしれません。
私たちの身の回りにあるのが当然となっている「包装」は、
商品名やバーコードなどが印字されたフィルムを裁断し、接着して初めてモノが入る「袋」となります。
私たちは、あらゆる製品の袋を形にする役割を担っています。
私たちが造
っているもの
「当たり前」になるまで
日本の衛生面が優れているとされる1つの要因として、包装技術の発展スピードがあげられます。
昭和20年前後、包装の材料は紙から徐々に「セロファン」へと移行していき、昭和20年代後半にはドイツから輸入された「製袋機」での製袋が始まったのです。昭和30年代に入ると、世間では袋入りラーメンの流行やスーパーマーケットの全国展開が増えたことをきっかけに、店頭は対面の計り売りから、個別包装済の商品販売へと移行しました。
もしも、包装技術の発展が無く現在でも全ての製品が「紙袋」だったとすれば、レトルト食品も、お菓子も、コンビニエンスストアも、無かったのかもしれません。そんな風に考えたとき、「包装」は私たちの生活の中にどれほど関わりが深いのか、分かって頂けるかと思います。
GREETING
近藤製袋株式会社は、食品を中心にしたプラスチックフィルムの製袋加工を行っている会社です。
袋パッケージはコストダウン、環境への配慮から廃棄量が少なくリサイクルもしやすい事が見直されています。
私達は、お客様のニーズに合わせた、環境と人にやさしい製袋加工を通し社会に貢献していきます。
代表取締役 谷口 健一
環境×人
商品を包む「包装」資源は、長年環境問題と戦ってきました。
2000年に包装材事業者には、市町村が分別回収したプラスチックを再利用する事(包装リサイクル法)が義務付けられてから、プラスチックフィルム包装はリサイクルの観点で見直されてきました。紙よりもよく燃えるため、焼却する際に助燃のためのエネルギーを抑えられること、やはり食品や薬品を衛生的に管理・製造できることから、近年では環境に配慮したプラスチックフィルム材が登場するなど、環境への取り組みが活発となっています。
私たちも、環境問題に深く関わる製袋業を担う会社として、環境と人にやさしい製袋加工を念頭におき、時代に即して変化し続ける会社でありたいと考えます。